2008-01-14

骨董/ラフカディオ・ハーン

「夢を喰らうもの」が良かったなぁ。
獏が屋根から屋根へと猫のような動作で渡り去っていく箇所は、
想像をかき立てられるものがあった。

気になった事が一つ。
「草雲雀」という作品の中での事。
鉛筆でアンダーラインが引いてあった。
多分前に借りた人が引いたもの。

『ところが一度日が落ちると、こいつの極く小さな小さな魂がはっと目を覚ます』
しかもこの「小さな魂」という箇所は丸で囲ってある。
その後、
『ご先祖の魂が』
という箇所にもアンダーライン。
そして『魂』がまた丸で囲ってある。
その後もアンダーラインは続く。
次に
『小さな魂』
そしてその後にもある、
『小さな魂』
にも。
更に、一番最初に丸で囲った『魂』には『1』という番号がついていて、
その後の『魂』には2、
次の『魂』には3。
最後の『魂』には4という数字はついてないので、数字は3で止まっている。

このアンダーラインを引いた人は、
何故に『魂』に固執し、4番目の『魂』を除いて数字を振ったのか。
作家が作家なだけに、
なんとなく不気味な印象を味わった。


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2007-12-24

怪奇文学の冬

Book

平井呈一氏編纂の「世界恐怖小説全集」を探してます。
が、ネットの中古本市場を漁っても全集揃ってるものは無く、
おまけに安くて一巻3000円から。
全巻の中でも最も人気があるのは5〜6,000円。
以前、角川文庫の夢野久作全集を、
約一年かけてネットで全巻揃えた事のある私でも、
これはムリだなぁ・・と思っていた時にふとひらめいたのが、

県立図書館

もしや!もしかしたらもしかするとあるかも?!ヽ(゚∀゚)ノ

ということで期待半分で早速行ってきました、福島県立図書館。
読みたい作家をここのPCで蔵書検索すると、かなりの確率で見つける事ができます。
まずは「世界恐怖小説全集」で検索したところ、
やっぱりありませんでした(苦笑)(´・ω・`)ショボーン
まぁ、ダメもとで行ったのでそれはしょうがないと諦め、
今度は「平井呈一」で検索したところ、けっこう蔵書があるのを発見☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
「アーサー・マッケン全集」があるじゃーないですか!!!
マジ?こんなところに平井氏の「アーサー・マッケン全集」が!
ということでまず一巻を借りてきました。
この全集が置いてある棚の上の棚には「ラブクラフト全集」があるのも発見!ォオー!!(゚д゚屮)屮
な、なんだ一体。あなどれないぞ福島県立図書館。
黒岩涙香の作品集も書庫に隠してるくらいだからな。
あと平井氏訳のラフカディオ・ハーンの「骨董」。
やはり氏訳のサッカレーの「床屋コックスの日記」。
あと、美術書あたりの棚をうろうろしてて発見した「小林かいちの世界」。
名前や絵を見て、見たことあるような無いような。
大正の叙情画家らしい、ということで雰囲気はどこか竹久夢二風。
夢二は好きじゃないのでそれだけだったら借りはしなかったんだけど、
色々な作品を眺めてみると、
どっかミステリアスで毒のあるビアズレーにも通じるなぁと思って借りました。
版画の参考になりそうな気もしたのでね。

いやあ、年末年始はどっぷりと海外怪奇文学に浸れるなぁ。((o(´∀`)o))ワクワク

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2007-11-11

今宵の肴

Cook11
サーモンのタタキ、カリカリニンニク焦がし醤油かけ。
アスパラ菜と桜えびの冷しゃぶドレッシング和え。
酒。芋焼酎「木挽」
本。「幻想と怪奇2」/ハヤカワ文庫

初めて作りましたが、サーモンタタキの一品。
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
カリカリまで炒めたニンニクの薄切りがキモですね。

刺身サーモンのさくを、油をうすくひいたフライパンで両面強火でサッと焼く。
食べやすい大きさに切って、皿に盛っておく。
フライパンに胡麻油を引き、ニンニクを弱火でカリカリになるまでゆっくりと炒める。
小口切りにした万能ネギをサーモンにたっぷり乗せ、
カリカリニンニクを乗せる。
フライパンが熱いうちに醤油を入れ、一瞬沸騰させたらサーモンの上からまわしかける。
できあがり。

こ、れ、が、異常にウマい!
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
醤油多めにかけて、あつあつのご飯の上に乗せてサーモン丼にして食べてもウマそうだ。

そしてもう一つの肴。
「幻想と怪奇2」
何回読んでも面白いですなぁ。
忘れた頃に読み返すんですが、その度に「面白い!」と思いますもん。
短編だし、ストーリー自体は単純なんですが、
常々、趣向を凝らした複雑なものよりも、
単純かつシンプルなものにより深い恐怖が潜んでいると思ってまして、
このシリーズを読むと、それを強く感じますね。
ごくありふれた幸福な日常の片隅で、暗い口を開けて獲物を待つ不穏な影。
日常生活と密着している時間の中で起こる恐怖だから、余計怖い。

深まり行く秋の夜。
恐怖心がじわじわと浸食していく本は、ぴったりです。


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2006-09-10

本日日曜日


暑すぎるほど天気のいい日曜日。

一日部屋に居ました(-_-)

着実に引きこもり道を歩んでおります。
ああ外に出たわ。
玄関前の車のバンパー塗装に・・w

なんかもう着替えて化粧して身支度して外出かけるってー行為がもうめんどくさくてねぇ(・д・ )
別に行きたいとこも無いし。
外暑いし。
つーか版画やってたんですけどね。
合間合間に「文豪怪奇傑作選 森鴎外集〜鼠坂」読みながら。
鴎外のオリジナルと外国作家の翻訳物半々。
怖くはないんですが、まぁそこそこ楽しんでは読めます。
しかしそれではこの本の趣旨からいえば面白くないということか・・・まぁねぇw
このシリーズの「川端康成集」も手元にあり、次に読む予定なのですが、
川端は怖いのがわかってるので読む前から楽しみです(・ω・ )v
しかし文豪と言われる昔の日本の作家の文章というのは本当に奇麗だなぁと思うですよ、読む度。
奇麗というか優美というか。品があって凛として。
日本語や漢字の美しさを堪能できるのはこの時代の文豪作品ならではではないでしょうか。
読んでいて美を感じるので文豪作品は好きです。

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